概要

Green Earth 研究所は、2011年東京大学発のベンチャー企業として誕生したGreen Earth Institute株式会社の研究拠点として2013年かずさアカデミアパーク内に設立。

バイオリファイナリー技術（再生可能資源である生物由来資源を原料にバイオ燃料やグリーン化学品等を製造する技術）の研究・開発に取り組み、農作物や植物を由来とするバイオマスの中でも、食料や飼料と競合しない植物の茎や葉等を原料とした「カーボンニュートラル」なバイオ燃料、食品添加物や飼料添加物等に使用されるアミノ酸および石油化学由来ではないグリーン化学品製造の技術を開発する企業である。

【最近の主な事業】

2020.7 非可食原料由来のバイオエタノール「Green Earth Ethanol」が化粧品原料として株式会社アルビオンにおいて実用化。環境問題に配慮した化粧品として、IGNISブランドのサニーサワーラインより発売する製品に本バイオエタノールを配合。

2020.4 2018.10より参画した日本航空株式会社（JAL）が主催する「10万着で飛ばそう！ JALバイオジェット燃料フライト」プロジェクトにおいて弊社が研究開発したバイオジェット燃料が国際規格に合格。通常のジェット燃料と混合して商用フライトに利用することが可能となった。

2019.11 日立キャピタル株式会社と、食品残渣や農業残渣等を原料とした有用化学品の生産に関する研究開発を開始。様々な有機廃棄物を有効活用する仕組みを確立させ、廃棄時の二酸化炭素排出量を抑制するとともに、石油由来ではないグリーン化学品に転換することで、環境負荷の低減に貢献。

2019.8 「ちばぎん研究開発助成制度2019」に採択される。バイオマス由来化成品の多様化を目指し、木更津工業高等専門学校の協力を得ながら装置開発を実施。

2019.7 サスティナブル社会の実現を目指すＤＩＣ株式会社と「天然由来アスパラギン酸で生分解性を有する高吸収性ポリマー」に関する研究開発を開始。開発を進める高吸収性ポリマーは、再生可能資源であるバイオマスを原料とし、同時に生分解性を付与することが可能であり、低炭素社会構築とマイクロプラスチック問題の解決に貢献。

お問い合わせ先

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